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日射量と発電量
太陽光からエネルギーを得る太陽光発電は、日射量によって得られるエネルギー量が異なり発電量が変化しますから、基本的には日照時間が長いほど、より発電量が多くなるのです。
1日のうちでも午後12時が発電量のピークとなり、年間でみると日照時間の長い夏がもっとも発電量が多いということになります。
しかし、日照時間だけによって発電量に差が出ると、一概には言い切れません。
実際、年間の総日照時間が長い沖縄での太陽光発電による発電量が北海道での発電量を下回るという例もあります。
この例からもわかるように、太陽電池モジュールが確保する日射量は単に日照時間だけに影響されるのではなく、地理的条件や気象条件なども関係してきます。
日照時間以外にも日射量に影響を及ぼす原因は、太陽電池モジュールの設置方位も関係してきます。
南向きがもっとも効率よく太陽光を確保でき、北向きでは発電量は大きく低下します。
また、方位以外にも設置する場所の傾斜角も重要で、太陽光の入射角度によっても、確保する日射量が変化します。
設置場所周辺に日影をつくるような障害物があっても、日射量に影響します。
このように太陽光発電は、日射量、地理的条件、方位、傾斜角、設置場所条件によって得られるエネルギーが異なり発電量に差が出ますから、取り扱い業者に効率の良い設置を調査してもらいましょう。