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太陽光発電・爆発的普及目前!
太陽電池を取り囲む環境が大きく変化しようとしています。
いままで大切に育てられた温室育ちの植物が、町のいたるところで雑草のように増殖する日が近づいているようです。
太陽電池に関しては、国の政策で太陽光発電による電力の買い取り制度の普及、補助金の大量投入などで住宅やマンション、オフィスビル、工場、公共施設といったあらゆる場所で太陽電池が増殖する環境が出来つつあります。
今、業界では太陽光発電の一刻も早い「グリッド・パリティ」実現を待ち望んでいる状況です。
グリットバリティとは、新エネルギー源(太陽光や風力など)の発電コストが既存の商用電力の料金に等しくなることです。
もしこれが実現すれば、補助金に頼らず自発的に太陽電池を設置する個人や法人が増え,それがさらに太陽電池の価格や導入費用を下げる,といった好循環が生まれるからです。
こうなると,太陽電池の普及は一気に加速して、太陽光を求める「雑草」のように生え拡がるでしょう。
2007年ごろは「日本でグリッド・パリティが実現するのは2020年前後」と予想されていましたが、最近では予想が大幅に変わり10年程度前倒しとなり、「2010〜2012年」(富士経済)に変わってきました。
本当にこの日が来れば、どこの家も、どこの場所でも太陽光発電という光景が見られるようになりそうです。
でも、太陽光発電が活躍できるのは、お日様の出ている日中のみとは残念です。
太陽光発電のエネルギーを夜でも転用できる蓄熱電池や装置のさらなる開発研究が心待ちされます。