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風力発電
風力発電は、クリーンエネルギーの中の一つで、風力エネルギーの最大40%程度を電気エネルギーに変換できる、比較的効率の高いシステムです。
我が国の新エネルギーについては、1997年に「新エネルギー利用等の促進に関する特別措置法(新エネ法)」の施行により、政府による新エネルギー導入促進策の強化が図られるとともに、地方公共団体や民間企業・団体等により活発な取り組みが進められてきました。
2007年度末に総設備容量167万kWを超え、総設置基数1,409基を達成しています。
それでも、世界的に見るとアメリカやドイツが導入量が多く、日本は世界全体の総導入量のわずか約1.6%を占めるに過ぎません。
風力発電設備を設置するためには、安定的な風に恵まれていることはもちろんのこと、設置場所への搬入路や送電線の確保が必要であり、地形が複雑な日本にとっては潜在的な制約が存在します
。
日本では、安定した風力(平均風速6m/秒以上)の得られる、北海道・青森・秋田などの海岸部や沖縄の島々などで、440基以上が稼動しています。
太陽光発電と違い、風さえあれば夜間でも発電できるのがメリットです。
風力発電は地域のシンボルともなり、「町おこし」にも一役買っています。