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地熱利用

地熱を利用する「地熱の家」というのがあります。
この地熱利用の家は「アイヌの伝統的民家チセ」の原理を利用した家です。

冬の北海道は厳寒の地で、笹葺きのチセは冬になると1mという雪に完全に埋もれてしまい、その雪が天然の断熱材になっていました。 床はなく地面の上に葦(あし)や蒲の葉で編んだ、厚さ30センチ近くある植物でできた敷き物を敷いていて、地面の上に囲炉裏をつくりチョロチョロと火をたいていました。
多くの焚き火をするのではなく、チョロチョロと燃やすことにより夏に大地に蓄えられた地熱を呼び込み暖房効果があったのです。

地下5mの年間温度のデーターを取ると、、私たちが暑い夏を過ごしているときに、地下5mは年間でもっとも低い温度になり、逆に寒い冬を迎えるころには最も高い温度になっているのです。

夏には強い太陽の日差しで地表面は熱せられますが、地面や土は断熱性と蓄熱性があるため、表面に与えられた熱は、非常にゆっくりと地中深くに伝わっていき、暖められた熱は、地下5m付近まで到達しますが、その頃には6ヶ月経っていて地上では冬になっています。

逆に、冬の気温で冷やされた冷熱は、同じように6ヶ月掛けて、夏が来る頃に地下5mに伝わります。 アイヌの人たちはチセの中で年中火を燃やし続け、地面を冷え込ませないようにして地熱を 上手に利用し極寒の冬を乗りこえました。

この原理を応用して、様々な地熱利用のいえが開発されつつあります。

地熱発電

地熱発電は、地球の誕生以来、地球の内部で生成され、蓄積されてきた熱エネルギーを利用した発電システムです。

火山活動や温泉などで地下から放出されている深さ約3km程度から地表に近い場所に蓄えられた地熱エネルギーを資源として利用するものです。

これには、地熱発電のほか、温泉(浴用)、暖房・熱水利用(家庭用、農業用、工業用)といった用途があります。

日本は火山国で、世界第3位といわれる地熱資源を含有していますが、10年以上新規事業開発がゼロで、およそ20年前世界でトップレベルの技術を持っていたが、その継承も難しくなっていて、初期設備投資が膨大なのもその一因だそうです。

反面、世界に目を転じるとアメリカ、インドネシアなどで大規模な地熱発電所の開設が相次ぎ、世界の地熱発電量は10年で倍増といわれています。

地球温暖化問題、エネルギー確保などの環境問題が懸念される中、CO2排出がほとんどなく、安定供給できるエネルギーとして地熱発電が見直されています。

  

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