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家庭用蓄電システム
太陽光発電で得た電力にリチウムイオン蓄電システムを組み合わせて、家庭用太陽光発電の長期連続稼働を可能にする実証試験をパナソニックが行っています。
このシステムは、三洋電機の2.8kWの太陽光発電と、パナソニックの6kWhのリチウムイオン蓄電システムを組み合わせたものです。
これにより、昼間しか電力を得ることが出来なかった太陽光発電が、蓄電システムにより電力の昼夜連続運転が期待されます。
パナソニックでは、事務棟で必要な電力の一部をまかないながらデータを収集し、長期連続稼働にりリチウムイオン蓄電システムの信頼性評価を行っていくそうです。
家庭用太陽光発電が大幅な普及の中、再生可能エネルギーの利用やその実用化への期待が高まり、今後これらの普及には蓄電システムは不可欠となるでしょう。
パナソニックは、リチウムイオン電池を用いた蓄電システムおよびバックアップ電源で、2018年には現在の100倍を超え、2,500億円の需要を予測していますから、家庭用蓄電池の需要拡大が予想されます。
リチウムイオン蓄電池は、数年後には開発およびコストなども普及レベルになると言われていますが、今回のパナソニックの動きだけでなく、同業各社や、世界の動きは急速に加速しつつあります。
同社では、家庭用蓄電システムとして実証試験の結果をふまえて2011年度の事業化を目指します。