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髪の毛から太陽光発電
ネパールの18歳の学生が、人間の髪の毛を使った太陽光パネルを発明しました。
この発明をしたのは、マリン・カルキくんと4人の仲間たちで、理論物理学者のスティーブン・ホーキング博士が、著書の中で髪の毛からエネルギーを生み出す方法について議論しているところ読みチャレンジしたそうです。
髪の毛に含まれる「メラニンが、エネルギーを転換できる物質のひとつだと気づいた」そうです。
シリコンの変わりに髪の毛を代用すれば、シリコンなどに比べ大幅に太陽光発電のコストを下げることが出来ます。
なんと、髪の毛500グラムが1回分となり、2〜3ヶ月は持つというはなしですから、発展途上国の電気のない地域などでの発電が可能になると考えられます。
このカルキくんと4人の仲間たちが作った太陽光パネルは、制作費23ポンドで、9ボルト(18ワット)の発電が可能で、大量生産すれば、さらにコストを半分にできると予想されています。
彼らは、すでに携帯電話の充電や電球のバッテリーにも使えることを確認しているそうです。
人の髪の毛が無駄なくエネルギーに転換できるのですから驚きです。
私達の身の回りにはまだまだ、エネルギーに変換できるものが存在しているかも知れません。