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変換効率世界最高を記録

太陽電池の開発で、シャープが太陽電池の基幹部品である、セルで光エネルギーを電力に変える変換効率が35・8%に達し、世界最高を記録したと発表しました。

これまでは、米国立再生可能エネルギー研究所が2007年に記録した33・8%が変換効率の最高でしたが、その記録を2%引き上げました。

シャープでは人工衛星など宇宙での用途を見込み、平成24(2012)年の実用化を目指すそうです。

世界最高を記録したのは、シャープが独自開発した「化合物系」と呼ばれる太陽電池で、吸収する光の波長に合わせ、原材料の化合物を3層に積み重ねています。

3つの層の発電量を近づけるほど全体の変換効率が上がるが、これまで各層間の発電量にばらつきがあり、変換効率を向上させる際の障壁になっていましたが、3層の結晶構造がほぼ一致するように原材料の元素を掛け合わせ、化合物を形成。
さらに、層の間に緩衝材を入れ、層を積み重ねた際のひずみを解消したことで各層の発電量が近づき、全体としての発電効率向上につながったそうです。

化合物太陽電池とは、ガリウムヒ素やインジウムガリウムリンなど、2種類以上の元素を組み合わせた化合物を原材料とする太陽電池で、太陽光の波長に適合し光を吸収しやすいため、高い変換効率が出せます。
高温下など環境が変化しても変換効率が低下しにくく、高い変換効率が必要な人工衛星など宇宙向け中心に利用されています。

今後、民間の生活用に利用可能かというと、コストが高いため困難で、民間の生活用には現在のようにシリコンを用いた製品が当分の間は主流になるでしょう。

  

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