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ソーラー充電パーキング
最近は、太陽光発電システムを高速道路のパーキングエリアや時間貸駐車場などで、電気自動車用の充電設備が設置されはじめいます。
電気自動車用が一般に普及すれば、駐車場が単に自動車を停める場所だけでなく、燃料補給の場にもなります。
工業デザイン系ブログメディア「Designboom」と日産自動車が共同で開催した、次世代型駐車場のデザインコンペは、環境に優しい駐車場づくりのアイディアが多数出品されました。
特にカナダのプロジェクト「Solasis light tower」は、駐車している自動車をソーラーパネル代わりにして太陽光を発電し、これを自動車に燃料として供給する「ソーラー充電機能付の大型駐車場」として注目されました。
ソーラータワーに集光するシステムとして、自動車のフロントガラス・ボンネット・ルーフを太陽光の反射鏡として活用し、自動車の燃料として充電するほかに、駐車場運営に必要なエネルギーも太陽光によってまかなわれます。
このプロジェクトのユニークなところは、都心部から離れたところに設置し、郊外からの通勤ドライバーは駐車場を利用し、地下鉄などの公共交通機関で都心のオフィスに向かうことを想定、交通渋滞の緩和も提案しています。
このようなプロジェクトが実現すると、都会の駐車スペースの問題も緩和され、交通システムも大きく変化するでしょう。
この他にも、太陽光発電を利用した駐車場として、下の動画にあるソーラー森林型駐車場「Solar Forest」というアイデアも提案されています。