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中国の太陽光発電・低コストで大躍進

中国2位の太陽光発電パネルメーカー「英利緑色能源」は、米ニュージャージー州のラトガース大学に7600枚の太陽光発電パネルを設置し米国の大学での太陽光発電実験としては最大規模となり、同大の1000万ドル規模のプロジェクトに製品を供給しています。

欧米勢を含む候補企業の中から価格面の優位性を基に「英利緑色能源」が選ばれましたが、「すべては経済的理由」だそうです。

同社を含む中国の太陽光発電パネルメーカー数社がコスト削減に取り組んだ結果、モジュールの国際価格はこの2年間で約5割も下落し、これにより米国でのパネルの設置が進んでいます。

中国企業は価格を大幅に引き下げ、日本企業が数十年前に家電分野を支配したのと同様のやり方で、太陽エネルギー市場で独占状態をつくり出そうとしています。

価格が下落することで、太陽エネルギーによる発電コストを含む再生可能エネルギーコストは、従来型エネルギー源による発電コストと同一の状況に近づいているそうです。

世界の太陽光発電パネル市場に占める中国メーカーのシェアは過去6年間で43%に上昇し、価格は欧州の競合企業に比べ最大20%安く、中国企業の昨年の出荷高は3300メガワット分、66億ドル相当に相当します。これは米国の約260万世帯に電力を供給できる量になります。

しかし、ラトガース大はニュージャージー州当局からパネル設置費用の半分について助成を受け、中国の太陽光発電業界は各国の助成金に依存しており、真のコストを分かりにくくしているとの批判も出ています。

中国の09年のクリーン燃料プロジェクトへの投資額は346億ドルで、米国の186億ドルのほぼ2倍で、また中国が昨年新規に加えた太陽光発電能力は160メガワットと、前年の4倍になりました。

太陽光発電先進国を自負している我が国も、このまま価格競争に負ければ生産コストの安い中国やアジア各地に労働力を求め、国内企業の空洞化も考えられます。

  

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