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ホンダソルテック
ホンダソルテックは2007年に家庭向けの太陽光発電システムに本格参入。CIGS型薄膜太陽電池の量産出荷を始めており、この“CIGS”とはC(Cu:銅)、I(In:インジウム)、G(Ga:ガリウム)、S(Se:セレン)という化合物の頭文字をとったものです。
特徴
CIGS系薄膜太陽電池は、現行の結晶シリコン系太陽電池と比べて、光吸収層が薄く、製造時のエネルギー消費が少ない。
また、従来の太陽電池が直列接続で電柱や木の影の影響(電圧降下)で発電量が落ちるのに対し、非シリコン(CIGS)太陽電池は並列接続のため、影がシステム全体に及ぼす影響が少なくなります。
価格は、バルク型シリコンと同レベルだが、シリコン系に比べてCIGSの工程は約半分ですみ、量産が進めば製造コストが一気に下がる可能性があります。
最も効率が高いバルク型シリコンで13〜19%、薄膜シリコンは11〜12%、CIGSは現時点では10〜11%であり、シリコン系に比べて劣ってはいるが、CIGSの理論値は25%超で薄膜シリコンを上回っていますから今後が期待できるでしょう。