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東芝
これまで同じ半導体を扱う太陽電池のビジネスでありながら、シャープや三洋、三菱、京セラといった半導体ビジネスでは大手とはいえないメーカーがリードしてきましたが、半導体売上世界第3位の東芝が参入しました。
太陽光発電システム事業参入に際し東芝は、米国での太陽電池モジュール最大手SunPower社(サンパワー)と調達契約を結びました。これにより東芝は、太陽電池セルで22%,モジュールで約20%という世界最高水準の発電効率を誇る太陽電池を、サンパワー社から調達します。
特徴
これに東芝のエアコンなどで蓄積してきた回路技術を応用し、住宅向けの装置に組み立てて販売します。
また、東芝はインバーターの高効率化に取り組んでおり、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と共同で電力変換効率97%の太陽光発電インバーターを開発しました。
東芝の太陽光発電システムは、三洋のパネルと同レベルの発電効率+三菱のインバーターとも同レベルの高効率のインバーターという高い発電量が期待できるシステムとなります。
国内の太陽光発電システムは、シャープ、三洋電機など4社が市場のほとんどを握っているが、東芝は小型・軽量でも大きな電力を出せる利点を訴え、2010年内に10%の国内シェア獲得を目指します。